せやかて
私の名が付けられるまでに
名前をいただきに行ってくださった方
考えてくださったお寺さん
ふたつの候補の中からひとつ選んでくれた祖母
ない知恵しぼって漢字を考えてくれたモドキーズ
これだけのストーリーがあった訳だ
私も、途中プチ改名をした事もあったが面倒なのですぐ戻した。
長い事字画の呪縛にとらわれていた訳だが
もしかしたら、自分自身が暗示にかかっていただけではないか?
「たまたま」凶画数のような人生だっただけで
「必ずしも」そのせいではないかもしれない。
もう、何かのせいにするのはやめよう。
世の中には
子供と離れる親
虐待する親
様々な『毒親』と呼ばれる人種がいる。
それでも
無事に生まれてきてくれた時にはその誕生を喜び
寝る間も惜しんで一生懸命名前を考えてくれたかもしれない。
それは誇りに思っていいと思う。
ひとつの地球に ひとりずつひとつ
とはいえ!!
世の中の親御さん!
名前を付ける時はできるだけ字画を考えて付けてあげてください(´;ꈊ;`)
そういうの気にする子だったら
ずっと言われますよ(泣)
その後も
姓名判断の本を立ち読みし漁った。
なんか1冊位良い事書いてないか
おんなじ事しか書いてなかったらこんなに何冊もある必要ないやんけ(;゚;ж;゚;)ブッ
実は私の本名は
祖母の知り合いの方がお寺からいただいてきたものらしい
なんでも「この名前を付けたら病気にならない」という名前
候補がふたつあり
祖母の鶴の一言でひとつの方に決まった。
しかし
字画までは考えていただけなかったようだ
(モドキーズが考えたらしい)
私が生まれた頃は今ほど姓名判断は浸透していなかったのか
字画を考えて名前を付ける親はあまりいなかったようだが
それでも姓名判断自体は私が生まれる遥か昔からあった訳だし
え~!!考えてよー!
お寺さん字画まで考えてから渡してよぅ!
(このバチ当たりが!!!)
その後1冊だけ
奇跡のような姓名判断本を見つけた
0系数⇒物事はゼロからスタートする、よって吉数
2系数⇒なんか忘れたけどいい事書いてあった
(灬º∀º灬)パァァァ
やった!!
これを励みに生きていける!
しかーし!
その後、私はその本に出会う事は一度もなかった。
ちくそー!買っときゃよかった(;´༎ຶٹ༎ຶ`)
あれからも姓名判断の本は何冊も見たが
そのように書いてある本は見つからなかった。
結局あれは夢だったのか?
それとも、現実逃避の為に己の脳ミソが見せた幻覚だったのか?
未だにわからない。
姓名判断
小学校3~4年生だったかな?
よせばいいのに姓名判断にハマりだした。
ハマると言っても、下校途中の本屋さんで立ち読みしてただけですが。
ちなみに、何故ハマるところになったかの記憶はない。
0系数、2系数のオンパレード
「肉親との縁が薄い」
「何をやってもうまくいかない」
そのまんまやないかい!!!Σ(・∀・;)
こんな凶画数の名を付けられたからこんな人生になったのか
こんな人生になる事がわかっていたから
必然的に凶画数の名を付けざるを得なかったのか
何が何だか訳がわからぬが
とにかくその通りなのは紛れもない事実である。
私は怒りに打ち震えた。
下校途中に姓名判断の本を握りしめ
怒りにわなわなと震える小学生
なかなかシュールな図だ。
それから
時を同じくして
よく
「私は前世で悪い事をしたんだ!」
と嘆いていた事を覚えている。
どこから得た知識なのかはこれまた覚えていないが
そう思わざるを得ないような出来事に次々と悩まされていた。
生まれ落ちて10年経つか経たないかで
既に、逃れようもない己の不幸すぎる運命を憂いていた。
あのときのあなたへ②
だれかそうだんできる大人がいたら
自分ひとりでかかえずぜったいにそうだんしてね。
いなかったら行政(ぎょうせい)にそうだんして。
わからなかったら学校の先生に聞いてね。
それから、お友達は宝物だから大切にしてね。
あなたがいつも自分をだいすきでいて、大切にしてたら
あなたを大切にしてくれるおともだちときっと出会えるからね。
何があっても自分を大切にして。
いつも自分がしょうらい幸せになっているイメージをしていてね。
それから
まわりの大人にはあいきょうをふりまいて
かわいがられるようにしておいたらいいかもね!
あなたはぜったいだいじょうぶ!
まもられている!
生まれてきてくれてありがとう。
真っ暗
祖父母は
私が自分達に都合がいい子になればそれでよかったので
人から好かれるようにとか
人と上手く付き合っていけるようにとか
そういった育て方を一切しなかった。
当然、友達のできないいじめられっ子が誕生する訳でございます。
それなのに、友達がいない私を詰っていた。
さらに、いじめられた事を話したら
「なんであんたはいじめられるんだ!!」
と、怒られた。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
まぁ、結局自分達にとって都合がいい子にもならなかったけどな
あーっはっは( ゚∀゚)
当然、嫌われ者にしかならない。
さらに
親に捨てられ、祖父母から虐待され
自己肯定感が高くなるはずがない。
『私をいじめてもいいわよ』オーラ全開になってたと思われます。
子供って、大人以上にそういうオーラを敏感に感じとるんだと思います。
しかも、理性も容赦もへったくれもない。
学校でいじめ、家に帰ったら虐待。
行くも地獄 戻るも地獄
真っ暗な幼少期を過ごすのであった
チ───(´-ω-`)───ン
もうひとり
私のすぐ上に、生まれてすぐに亡くなった男の子がいたらしい
(お墓を見てわかった)
この子が生きていてくれたら
ハハモドキは私を連れて行ってくれただろうか?
もっとも、この子が無事に生きていたら
私は生まれていない可能性が高いけど・・・
最悪、それでもいいとさえ思った。
いわゆる、兄は水子という訳だが
「水子は自分の次に生まれた子に障る」
という言葉をよく耳にする。
次に生まれた子を親から離す
次に生まれた子に、子供ができるのを邪魔する
などなど・・・
これが真実なのかどうかはわからないが
私はまさにこのとおりになっている。
好きで次に生まれてきたんじゃねえわ!!
血縁関係揃いも揃って私を痛めつけすぎだろ( º言º)
しかし
やさぐれていた私が後日希望を持てる言葉と出会う事となる。
「水子の恨みは霊感商法に最適なので(罪の意識につけ込むのに)ポピュラーですが、私の神託占いでも水子の恨みは出てきたことはありません。水子は守護に回ることが多いくらいです」
(神託+心理カウンセリング 周宝洸如来先生のお言葉引用)
(灬º∀º灬)パァァァ
この言葉を聞いて希望が持てた。
私は、たまたま先に聞いた障りのような状態になっているが
あくまでもそれは偶然。
同じ信じるなら、希望が持てる方を信じよう。
私もこれ以上恨みの対象は増やしたくない。
ひとりだけ
ハハモドキに対しては
恋しがったり会いたいと思った事はないが
(たぶん、記憶では)
ひとりだけ連れて行った事をとにかく恨んだ。
自分だけ置いて行かれた事によって理不尽すぎる目に遭っている。
元旦那の親なんか、子供に何するかわからないのによく置いて行けたな・・・
まぁ、この辺りのことは、ハハモドキサイドからは真逆の話を聞かされたが
人間って、自分が不利になるような事は言わないし
何が真実かわからない(もちろん、その辺りの記憶がある訳でもないし)私にとっては目の前の現実と祖母の言葉を信じざるを得なかった。
今思えば、ハハモドキも大変だったんだろうけど
今以上に母子家庭は生きづらかったかもしれないしね。
でも、子供にそんな事がわかるはずもない。
ひとりしか連れて行かないならふたり産むなや!!
と、ずっと思っていた。
しかもこの人
産んだのふたりだけじゃなかったんだな。